沖縄は本土より日照時間が短い

最終確認: 2026-07-25

沖縄の気候データで最も意外な数字は、日照時間である。

那覇の年間日照時間は1727.1時間。 東京(1926.7時間)、大阪(2048.6時間)、 福岡(1889.4時間)のいずれより短い。東京とは約200時間の差がある。

年間日照時間

地点年間日照時間
大阪2048.6時間
南大東2121.7時間
東京1926.7時間
福岡1889.4時間
石垣島1852.5時間
宮古島1743.9時間
名護1738.8時間
那覇1727.1時間
久米島1717.8時間
与那国島1568.6時間

「常夏の島は日差しが強く晴れが多い」というイメージと逆になる。 理由は雨と曇りの多さで、那覇の年間降水量は2161mm、東京は1598.2mmである。

県内の差が大きい

沖縄県内で最も日照が長いのは南大東の2121.7時間で、 最も短い与那国島(1568.6時間)とは500時間以上開く。 南大東は本島より東の外洋にあり、梅雨前線や地形性の雲の影響が本島と違う。

「沖縄は日照が短い」と一括りにできない。 本島(那覇1727.1時間)は県内でも短い方で、 移住先の候補によって前提が変わる。

生活にどう効くか

日照が短いことは、次に効くと考えられる。

  • 洗濯物が乾きにくい(湿度も那覇73%と高い)
  • カビ・除湿の負担
  • 太陽光発電の採算
  • 「日当たりのいい部屋」の価値が本土と違う可能性

ただしこれらはいずれも当サイトではまだ測っていない。 統計から言えるのは「日照が短い」ところまでで、 洗濯物が何時間で乾くか、除湿機が何時間動くかは別のデータが要る。

在住実測データが溜まったら、この節は実測で書き直す。 それまでは推測を事実として書かない。

この数字でできないこと

  • 平年値は1991〜2020年の30年平均で、特定の年の実績ではない。
  • 観測点は1点であり、市町村を代表しない。
  • 日照時間は「日射量」ではない。 直達日射が一定以上あった時間の合計で、 紫外線の強さや体感の明るさとは別の指標である。
  • 短いことの良し悪しは言えない。 日焼けや室温の観点では利点にもなりうる。

出典

  • 気象庁「過去の気象データ検索」平年値(1991〜2020年)

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